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子供をやる気にさせる発信2~口癖で性格ってきまるの!?~

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前回子供をやる気にさせる発信 [1]について投稿しましたが、今回は「親の口癖で決まる子供の性格」です。
大きくなるにつれて親に何か言われると、うるさいな~なんて気持ちについついなって話半分に聞き流してしまようになってしまいましたが、子供の頃はマトモに聞いていたように思います。

親として、子供に良かれと思って言っていること。そうした親のちょっとした口癖で子供の性格が決まってしまうなんて大問題です。子供に良い影響を与える口癖について書かれた本の中のいくつかを紹介したいと思います。

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「しつけの習慣」~子どもが伸びる、魔法の口ぐせ~多湖輝著より
第1章「親の口癖で決まる子供の性格」を紹介したいと思います。

●『「あなたならできる」という+暗示で本当に出来るようになる』
叱って発奮を促すよりも、「あなたはできるのよ」と毎日言い続け、+暗示にかけて自信を持たせてあげる方が子供の行動は積極的になる。

●『「運動も上手いんだから勉強も」と伝える』
「運動は得意なのに勉強はダメ」と言うと勉強嫌いにさせるが「運動も出来るんだから勉強もだって頑張れば大丈夫!」と子供に希望を持たせる言い方をしていれば出来るようになる。

●『子供には「なにをせよ」ではなく「なにからするか」を問う』
子供が自分で考えるより先にお母さんから判断を与えられてしまうと、子供はそれ以上考えなくなってしまう。だから出来るだけ「何からする?」と優先順位を子供につけさせる事が判断力や自主性をつけさせるの訓練となる。

●『「こうしろ」より「~するにはどうすればいいか」と尋ねてみる』
子供自身に考えさせるように「~するにはどうすればいい?」と尋ねる事で「自分で考え行動する」「自らの意思で自発的に物事を処理する」能力が引き出せます。

●『「さっさとしなさい」より「いつまでにしなさい」の方が効く』
子供に何かをさせようとするときは、いたずらにせかさず、親としては目標を与えるだけで充分。

「子どもを伸ばすほめかた叱り方の知恵」を読んでみて、人材教育も同じだなぁ!って感じました。仕事で主体的に相手が喜ぶように判断していくって、まず子供時代に、親から主体的に判断する基礎を作ってもらっていたんですね。子供の頃から、いつまでに?何を?なにから?どうする?、と状況判断の根拠を考える訓練が必要なんでしょうね。その基礎ができているから、どんな状況になっても可能性を見出せる思考回路に繋がるんだなぁと感じました。

それにしても、大人たちがこうした質問投げかけをすれば、子供は考えるようになる訳ですからすごいですね☆
逆に言えば、意識して、(子供を人材を)育てよう!って気にならない限りこうした言葉はでてこないのだと思います。子育てと考えてしまうととたんに当事者意識は薄れてしまう人たちも、人材育成というと考えれば誰もが当事者</span>。『同僚、上司の口癖で伸びる新人の性格』と上記の著書は読み替えてもいいでしょう。

周りを育てるまわりに育ててもらっている意識が、密室家庭を超えた集団共同意識と繋がっているように感じます。

周りを育てる言葉発信してますか?

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