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学校ってどうなってるの?100 学力低下どうする?⇒潜在思念

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図解はこちら。【図解】新しい潮流8 現実を対象化するための概念装置 [1]

学力低下問題に対して、本シリーズではかつて以下の様に展開しました。

学力低下現象を色々挙げてみて気づくこと・・・・それは、この問題が単に試験の点数が取れないといったレベルの話しではなく、言語能力(日本語力)の低下を表わしており、また、言語能力を支える「観念能力」(考える力) や、ものごとを吸収し学ぶ原点とも言うべき「同化能力」(真似る力)の衰退現象であることがわかる。学校ってどうなってるの?69~「学力低下をどうする?!」第三弾! [2]

そして、

物事を実現するには、私たちの個体と外部の状況とが一体となることが必要で、実現したいという欠乏がなければ、状況を把握する必要もなく、実現したいという欠乏があれば、状況を把握し、答えを求めてその可能性がどこにあるのか?探索しますよね。答えが見つかれば、充足したい欠乏と外部の対象の状況に合わせて、可能性のある方向へ一気に向かいます。これが実現回路=潜在思念の実現思考です。学校ってどうなってるの?90 実現回路 [3]

今回は潜在思念について考えて見ます。

潜在思念に関するるいネット [4]の投稿を紹介します。

<a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=6983
” target=”_blank”>素人の社会活動26 創造の資質
誰もが、これらの潜在回路を使って現実を対象化し、可能性を探索している。そして、実現可能な方向や方法を探り当てた時に、全意識がその可能性に収束して、潜在思念が統合される訳だが、この潜在思念の統合力こそが、統合(創造)のカギを握っており、かつ人によって潜在思念の統合力に大きな差があるらしい。
 

新パラダイムの点検1 現実の壁を対象化できるか? [5]
潜在思念の可能性認識⇒実現思考は、必然的に実現の為の現実対象の仕組みや実現基盤の解明に向かい、現実の構造認識を蓄積してゆく。
しかも、潜在思念の可能性認識が明確な実現構造の認識につながる度に、潜在思念の可能性認識が強くなり、実現回路も太くなってゆく。
従って、潜在思念の可能性認識⇒実現思考は、必然的に実現構造の体系を構築してゆく事になる。

無意識とは本能・共認回路上の意識である [6]
現代の心理学では、意識(顕在意識)と無意識(潜在意識)を対立項の様に扱う。観念を用い自分で考えていることを自覚できる状態を意識的であるとよび、自覚は無いものの思考や行動に影響を与えている(判断している)ものを無意識とよぶように。
(略)
潜在意識は生命や宇宙の本質と大きくかかわり、そのエネルギーは顕在意識よりはるかに大きい。そして、これらは個々人の意識を超えて他者と繋がっている(同じ意識を共有している)というようなものである。
(略)
まさに無意識(潜在意識)とは、本能・共認回路が作り出す意識そのものだと思う。それらを潜在思念とも呼んでいる。

思考次元1 潜在思念の実践思考 [7]
人々が観念思考を敬遠する様になったのは、知識人によって与えられた構造観念が無効or誤りであることを、人々が(’70年以降)嗅ぎ取ってきたからである。
(略)
構造観念は現代の危機を突破する上で不可欠なのであって、既成の構造観念が無効or誤りなら、新しい構造観念を考え出せば良い。
いったい、現代人はなぜ新しい観念を作り出せないのか?
(略)
原始人以来の(動物にも備わっている)本源的な思考様式で、主に、感応(本能⇒共認)回路をもって現実を対象化し、答え=可能性を模索する。
生命体の認識機能には、食欲や性欲etcの欠乏を感じる内識機能と、それを充たす為の視聴覚をはじめとする外識機能がある。答えとは、課題の実現経路であり、実現経路とはこの内部意識と外部認識がイコールで結ばれた回路である。
答えを発見すると同時に全主体(=感応回路)はそこ(=実現経路)に可能性収束するが、それはある開かれた(=答えを見出した)欠乏意識とある開かれた対象認識がイコールで結ばれて共に強化される過程=その実現経路が強化される過程=その様な主体(実現回路)が強化・形成される過程である。
(略)
注:人類の場合、当然、観念回路も使われているが、健全な実践思考では、主に状況認識を整序する為に観念が使われている。つまり、潜在思念(その先端の実現回路)によって整序された実践的な構造観念である。
逆に感応観念は、(次の2で明らかにするが)欠乏意識・課題意識をも状況認識をも共に歪曲し、極めて不健全な思考回路を形成する。
注:近代思想が言う所の主観・客観という概念は、内部意識と外部認識を未分化に混合させた概念であり(主観も外識を使うし、客観も内識を含む)、全く意味を成していない。

〔以上引用終わり〕

更に新概念定義集 潜在思念 [8]では、

本能・共認(自我)回路が生み出す、言葉以前の意識のこと。意識の統合力は潜在思念が握っている(観念回路そのものには統合力はない)。潜在思念の豊かさは、本能・共認・自我それぞれの回路の発達度合い(充足体験度合い)に規定される。

とあります。

結局、何をするにもその方向性が可能性として実感できて活力源となっているかどうか?ということがとっても重要になりますが、その可能性を正しい方向へ導くものが潜在思念です。

潜在思念はどうなっているか?皆さんも一度感じてみてはどうでしょうか?

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