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婚姻史シリーズ~書籍紹介:「史料にみる日本女性のあゆみ」

こんにちは~ 😀
家庭がどのように築かれてきたのか探るべく、今追求しているところです。 :confused:

今回は「史料にみる日本女性のあゆみ」という本を紹介したいと思います。 :nihi:

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本書は、女性史の勉強を始めたい人、教育の現場で女性史研究の成果を活用しようとしている人、男女のありようを歴史の中にさぐり日々の生活に生かしていこうとする人にとって信頼して使える本となることと、正確な事実を追求するきっかけとなることを狙いとしているそうです。 :tikara:

応援よろしくお願いします。

構成は、以下のようになっています。

Ⅰ.古代
一.政治権力の場で
二.結婚の変化と買売春
三.生活とはたらき
四.神仏の前で
五.自己表現と束縛のはざま

Ⅱ.中世
一.政治史で活躍した女性
二.女性をめぐる中世法
三.婚姻・妻・財産
四.女性と宗教
五.庶民の女性
六.多様な史料に見る女性

Ⅲ.近世
一.武家女性の地位と思索
二.農村女性の労働と生活
三.町家女性の労働と生活
四.女性をめぐる相続と財産
五.愛情と買売春
六.さまざまな場での女性たち

Ⅳ.近代
一.文明開化と女性
二.資本主義の成立と女性の役割
三.大正デモクラシーと女性解放
四.昭和期・戦争と女性

Ⅴ.現代
一.戦後の民主的改革
二.平和・暮らしを守る運動
三.高度経済成長の時代
四.世界の女性と連帯して

この文献の特徴としては、各時代の女性の役割・立場を文献(史料)から状況を読み取り解説がなされています。

この文献からそのときの断片的な状況は理解できますが、歴史的なつながりに関してはもうちょっとといった感じです。ここは、構造認識から歴史のつながりを明確にして、今の現代社会が抱える家庭問題の原因⇒答えを導くことが一番いい方法だと思います。

ですので、文献の最初の目的にもあったように、今後勉強していく中でこの文献をきっかけに追求を行い、そこから仮説を組み立てて、これから求められる家庭の形の答えを導いていきたいと思います。

もし、興味のある方は、是非ご覧になってみてください。 😀

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