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婚姻史シリーズ(番外編)~「三手」婚の次は「等身大」婚?~

昨年末のなんでや劇場で
参照: 日本を守るのに右も左もない:なんでや劇場レポート1 ‘08.12.29「金融危機と意識潮流の変化」 ~’09年の経済情勢 物的需要の衰退が加速~ [1]

現代の意識潮流の現象として
女の(結婚)相手を選ぶ条件が、低くなってきているという話があった。

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結婚の相手への条件の一つとして
“手をつなぐ”というのがあり、
議長の 「お手てつないで欲しい、が条件なのか?」 という一言が、鮮明に脳裏に焼きついている。

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バブル世代にとって、
『三高』の条件“高学歴”、“高収入”、“高身長”を満たす為、必死に努力していた世代の男からは考えられない。しかし、現在の意識潮流(感覚、心境)に当て嵌めてみてみると何となくしっくり来る。

実は、その後の条件『三低』も、名称は『高』→『低』ではあるが、内容は要求に近いものである。
しかし、
『三手』となると、殆ど、条件=要求とは言えなくなっている。

なんでや劇場での話の元は、
久米宏 経済スペシャル「1秒でも早く結婚したい女たち」 [2]
内容参照リンク [3]

その元は、
2007年6月
『三手』
・手伝う(家事や育児への積極的姿勢)
・手を取り合う(お互いの協力と理解)
・手をつなぐ(愛情)
この3条件を満たす男性が新しい理想像に。

その1年前は、
2006年
『三低』
・低姿勢(レディーファースト)
・低リスク(リスクの安定した職業)
・低依存(束縛しない、お互いの生活を尊重)

参照
『三手』『三低』: 結婚の条件は「三手」の時代へ [4]  

■じゃあ、次は?
予測していたサイトがあった。
2008年3月
match.com LOVEトレンド2008「女性の結婚観大予測」篇 [5] より

◎結論◎ 「三高」婚→「三低」婚→「三手」婚、そして「等身大」婚への変貌日本の女性が描く理想の結婚像の歴史としては、バブル時代に発生した「三高(高収入、高学歴、高身長)」時代が約10年前まで続き、その後「三低(低姿勢、低リスク、低依存)」の時代、そして昨年においては「三手(手伝う、手を取り合う、手をつなぐ)」の年だったとmatch.comでは分析してきました。長年続いた結婚トレンドはもはや崩壊し、その後のトレンドは短期間で次々と変貌を遂げていることが分かります。
(中略)
特に最近の女性は、独自の価値観を築いている女性が多く、世間の目や、相手に自分を合わせるよりも、いかに自分と相性がいいか、自分と価値観が似ているかなどを重視して相手を選んでいるようです2008年は、自分と「等身大」の相手を探すというのがトレンドになるとmatch.comでは予測しています。
マッチ・ドットコム ジャパン株式会社  [調査レポート]

●『三手』婚と『等身大』婚
どちらが、ピンと来るか?

『三手』婚の条件ではなかろうか?

●そのズレは、いかに?
この“次は「等身大」婚”という予測は、3月に配信されている。

トヨタの決算を思い出してみると
2008年年明け:トヨタ好景気に沸く
2008年年末 :トヨタ赤字決算へ

景気が順調に続いていれば、この『等身大』婚の予測は当たっていたかも知れない。

しかし、現況は、9月のリーマンブラザーズの破綻をはじめとして
金融破たんから、(影響は少ないと思われていた)実体経済への影響へも出ている。

実体経済への影響は、(庶民へも外圧が高まり、)中途半端にしかも、根強く残存していた
私権意識、とりわけ、 “自分(の○○)”という意識を解体する上で+に働いている と言えるのではないだろうか。

[6] [7] [8]