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2009年01月17日

婚姻史シリーズ 母系制婚姻様式(番外編) 草食男子

こんにちは

今日の現代社会の性に関する考え方が、大きく変わってきています。その中で顕著に現れているのが男女の恋愛に対する考え方です。

以前は、男性はいい女を獲得することにあらゆる手段を駆使し、女性はよりいい男を獲得するために自分の価値を高めようとしていた時代でした。

しかし、今は位相が違い、性に対して積極的でなくなった【草食男子】に対し、「草食男子」を攻略しようという【肉食女子】が増えているそうです。 😯

今回は、この性に対して積極的でなくなった草食男子が増えたのはなんでなのかを追求したいと思います。

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■草食男子とは?
→恋愛やセックスに「縁がない」わけではないのに「積極的」ではない、「肉」欲に淡々とした男子

■草食男子が増えたのなんで?
→異性獲得に対する意欲が衰弱したから。 😯

これは、豊かさ実現による私権の衰弱によって、自我の性・恋愛や1対婚制度には可能性がないことを、潜在的に強く感じてところにあると思います。

特に、日本のバブルが崩壊して以降に、特に男性の性に対する活力▽が顕在化しているように思います。 🙄

■バブルが崩壊するとなんで性が衰弱するの?
物的市場の最基底をなすのは性市場だが、性の衰弱は加速する一方であり、この傾向は日本のみならず欧米にも波及した現象となっている。男性は恋愛を避け、二次元へ逃避するか、能力収束を強めている。更には「婚姻制は男にとって不利だ」と婚姻をも避け始めている。そのような男性の性捨象を受けて、女性の方は恋愛よりもなりふり構わぬ「婚活」に意識が向かっているようだ。そこにはもはやかつて、性市場→物市場のモーターであった、性幻想や性的商品価値の存在理由はない。今も恋愛や結婚における「勝ち組・負け組」という観念は残存するものの、むしろそのような観念を振り払って考えてみれば、もはや性は市場のモーターとなりえなくなった。
(るいネットより引用)

■性が衰弱したらどうなるの? 
性の再生可能性は「自我の性から本源の性への転換」しかないが、今現在は「自我の性のリセット中」という段階であり、しかも、私婚制度が残存する以上、この転換は容易ではない。従って、この経済恐慌は、決して一過性のものではなく、性意識の転換という最基底のパラダイム転換が起こるまで、物的市場は縮小を続けるしかない。
(るいネットより引用)

■現在は「自我の性のリセット中」
性が衰弱から潜在的に感じて発信しているブログがあったので引用したいと思います。

『なるほどそーゆーことですか』より引用します。

セックスに積極的ではない男性「草食男子」の出現はいつなのか

この類の「草食系」、どうやら理解できない人には全く理解できない類の人種のようです。というのも以前、職場の女性からも人気のある40代男性(既婚・子持ち・かなりイケメン)と飲みながら話していたときに、「俺はコスプレとか、下着とかに全く興味がない。理解ができない」と言い切っていたことに僕自身、ものすごく驚いたからです。

僕らのような世代(20代後半)は、うまく理由は説明できなくとも、その類の性癖があることぐらいはボンヤリ理解できます。ただ、ある程度モテそうな男性でも、世代が違うだけ(40代)でその事実が理解できないのか、ということに初めて気付きました。そういった性欲の多様性の認識に関しては「圧倒的な世代ギャップ」があるようです。どうやら、世代ギャップを超えた「あちら側」にいる世代には、「性欲=直線的であるべきもの=肉欲」という固定観念があるみたいです。

僕は「バブル期に青春時代を過ごしたか、否か」だと考えています。具体的には、バブル経済の終焉が1991年と仮定して1992年ぐらいに18歳だった世代、ではないでしょうか。2007年現在、「アンダー33歳世代」あたりではないかと。失われた10年時代にこれまでの経済的価値観が否定されるとともに、「性欲は直線的であるべき」というこれまでの大前提も否定されてしまったのでしょう。(おそらく)

ま、決して悲観すべきことではなく、むしろ時代に即した健全な進化、だと思いますが。みなさまいかが?

このブログの注目すべきは、現象の原因分析し、性の衰弱を肯定視して捉えているところです。

このブログのような発信あることで、みんなが社会収束へ向かっていることを実感し、新しい社会に変わる可能性をすごく感じます。 😉

■今が社会を変えるチャンス 😀
るいネットの投稿にもあったように、現在は、「自我の性のリセット中」という段階にあります。そして、自我の性がリセットされているということはチャンスです。

今が社会を変えるチャンスであり、人類本来の「性」のあり様と「婚姻制度」の歴史事実を追求し、事実認識を広めていくことがとても重要になってきます。

この先、性に関する人々の意識がどのように変化していくのか、そして社会にどのような影響をもたらすのか、今後も性の問題に注目です。

投稿者 kaneking : 2009年01月17日 List   

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