- 感謝の心を育むには - http://web.kansya.jp.net/blog -

43年ぶりの全国学力調査から見えてくるもの

knowledge_im10.jpg

初めまして 😀 。今回初めて投稿します、大学生です。よろしくお願いします

こんな記事 [1]を見つけました。今話題 の橋下知事関連の記事です。

全国学力調査 が行なわれたのは、歴史的に見て今回で2回目です。今回全国学力調査が行なわれたきっかけは、「学力低下をなんとかしなければ…」が発端です。学力低下が問題視される中で文部科学省は、2007年に実に43年ぶりに全国学力調査を実施しました。

今回の全国平均正答率がこちら [2]です。

全国学力調査は、全国的な学力データを学校現場や教育委員会がそれぞれの結果と比較し、改善すべき課題を浮き彫りにさせることを目的として1960年代にも行なわれていました。今回の全国学力調査では、大阪府は全国平均を下回っており、特に中学校では沖縄、高知、北海道に続き下から4番目でした。 😥

橋下知事は情報公開請求者に対して、この学力調査の結果を市町村ごとの科目別平均正答率を公開することを各自治体に要請しました。橋下知事もこの学力低下に歯止めをかけたいと思っているようです。そして、「予算編成の参考にする!」と発言したことにより、「序列化を招く!」として前年度は非公表だった市町村教育委員会は渋々自主公表を決めました。

1960年代に全国学力調査が中止されたのは、地域間・学校間の競争がエスカレートしたからです。

豊かになりたい!という目標が、良い高校・良い大学・良い企業という私権獲得 :tikara: のために、学力調査が指標として使われる。すなわち、「序列化 👿 」という意識があったからです。

ところが、1970年代以降、私権圧力が衰弱 したので、(私もそうですが)豊かになりたいという意識は薄れてきています。現に「序列化」を理由に非公表にしていた教育委員会が「予算 」という言葉によって公表するようになったということは、教育委員会自体も「序列化 👿 」という概念はあまりなくなっているのではないでしょうか。ただし、「予算 」という言葉を武器として持ち出している橋下知事にも問題があると思いますが。今考えるべき問題は「学力低下をどうするか 」ですよね

学力低下問題についての詳しい内容は、このブログやるいネットでも取り上げているのでそちら [3]を参照してください。今回はこれぐらいにしたいと思います。 😀

そういえば学力低下をめぐり、元大臣が「日教組強いと学力低い [4]」を発言していましたが、関連はあるのか、どうなんでしょうね。 🙄

[5] [6] [7]