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共働き率 No.1

こんにちは~ 😀

最近の金融破綻が相次ぎ、市場経済が縮小しつつあるのではないかと考えられます。

もし、市場が縮小したら家庭にはどのような影響があるのでしょうか?
今回議論した中で、以下に示す構造となっていくのではないかと考えられます。

☆市場縮小→家計縮小
       └--→節約・倹約生活→市場の更なる縮小→必要最小限の消費へ
       |
       └--→専業主婦の消滅→共働き世帯の増加⇒『家庭の密室化解消』

図解のように市場が縮小した場合、家庭の収入も減ることにつながります。そうなった場合、その収入のまま維持して生活していくことも出来るかもしれませんが、共働きを行う夫婦が増えていくのではないかと考えられます。

今回は、共働き率の高い富山県について調べてみたいと思います。

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●まず、富山の共働き率なのですが、2005年度の調査では、No1の記録を持っています。

-NIKKEI NETより以下引用- [1]
共働きが当たり前の北陸。持ち家率も高い共働き世帯数の全国平均は約26%。一方、40%前後の高い数値を示すのは、東京や地方の都市部かと思いきや、43%の富山県を筆頭に、福井県(40%)、山形県(39%)と続く。「家が広く親との同居率が高いところほど共働き率が高い。富山県や福井県は、個人所得はともかく、世帯所得はとても高いんです」(藻谷さん)。また富山県は持ち家率も全国1位と、家族一丸となって働く環境があるようだ。山形県も大所帯の家族が他の地域に比べて非常に多い県。「女性は家事に専念しなさいという土地柄ではない」(藻谷さん)。大家族世帯も多く、古風な風習も多そうだが、生き生きと女性が働く環境はあるようだ。
-引用終わり-

なるほど、確かに大所帯だと共働きにでても、祖父・祖母が子の面倒を見てくれるので安心ですね。この安心さが女性たちが仕事に専念できるぽいんとなのかもしれませんね。 :tikara:

●次に、共働きの中で女性たちがどのくらい働いているのか調べてみたいと思います。

-富山を考えるヒントより以下引用- [2]
女については、全国に比較して、仕事を持つ人の割合が高いことは、よく知られているとおりである。
特に、子育て段階に在ると考えられる40歳代を中心に高くなっている。ちなみに、末子が保育所に通う年齢に達すると共働きを再開し、子供がいる夫婦ほど共働きが多いという傾向がある。
なお、夫の年収が高いほど妻が仕事を持っている確立は低いという経験則(「ダグラス=有沢の法則」)があるが、富山の女の労働力率が高いのは、相対的に世帯規模が大きく、家事を支援する人がいるため、働きに出易いととも、働きに出ることが普通になっている事情がある。
-引用終わり-

ちょっと驚きなのは、子供が4歳になった頃に、共働き率が急増してますね。これは、子供が保育所や幼稚園にいくようになるので、その時間を仕事に当てているのではないかと考えられますね。また、上記に示したように、祖父母の存在が多いように思います。 😉

以上のことから、共働きがしやすい状況であることと女性もしっかり仕事するという意識が、このようなデータとして表れているのだと思います。

ちなみに僕も富山育ちなのですが、小さな頃よく友達の家に遊びにいったとき、友達のおばあちゃんの顔はみるんですが、友達のお母さんの顔はほとんど見ませんでした(休日は違いますよ)。

ほとんどの友達のお母さんが働いていたので、それが当たり前かと思っていたのですが、実は珍しいことだということに最近気づきました。(ちなみに私の両親・親戚のほとんどが共働きです) 😯

●現在の家庭問題の多くは、家庭を密室化したことで起こっているといっても過言ではありません。ここで両親が共働きをすることで、互いに社会に向き合ういいきっかけになるかもしれません。 😛

今後、家庭の密室化を解消していくためにも、共働き世帯が増えることが大きなポイントとなっとくるのではないでしょうか。

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