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テレビっ子が急増 文科省が懸念示す 学習状況調査

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サンパウロゴスペルハウス [1]さんよりお借りしました。

>テレビやビデオ・DVDを3時間以上みたり聞いたりする児童生徒の割合は、小学校は07年の34・0%から45・8%に、中学校は32・4%から38・8%になった。
割合が上がった理由は分析できていないが、平均正答率との相関関係では、テレビなどを視聴する時間が短い児童生徒の方が、平均正答率が高い傾向が昨年から続いている。<リンクより [2]

テレビっ子が急増中との報道である!!
しかし、時代は現実収束、課題収束、認識収束へと向かっていたはずでは??

応援よろしくお願いします。

るいネット「人々の欠乏を追えば、テレビ衰退の必然構造がみえてくる。」 [3]より

しかし2000年以降、いよいよ社会不全が顕在化してくる。若者の資格志向にみられるように課題収束が加速。それに伴って、テレビの視聴率は激減していく。これは考えてみれば当たり前のような気がする。①~④をみると、これまでテレビが提供してきたものは、一貫して現実の課題からかけ離れたもの=現実からの逃避。

つまり、社会不全が強まり、課題収束する欠乏には応えることができない構造を持つ。今後、社会不全に対する答えがどんどん提示されていく中、テレビそしてマスメディアが終焉を迎えるのは必然だと思う。⑤2000年代:社会不全の顕在化→課題収束→テレビの衰退

認識収束が高まっている現在、なぜか小学生の「テレビっ子」が急増しているとのこと。なんでこんなことになるのか、テレビへの収束力はまだまだ維持されているのか?と不思議に思い、るいネットサロンで話し合いました。

テレビに向かう原因として考えられるのは、外で遊ぶ機会が減り代償充足としてのテレビに向かうしかなくなった。あるいは、親がテレビ世代となりテレビを見ることを容認するようになってしまった。
などがあると思うが、しかし、それでは34%から46%への急激な上昇率が説明できない。

子供たちに同化してみて思ったのは、テレビをこんなに見て、加えてゲームもやっているのだから、一体どんな事になるんだろう?といった辺りですが、そこで、20代の参加者から教えてもらったのは、最近はテレビはパソコンで見るらしい。だから、個室で1人で見ることができるので見る時間は確かに増えるかもしれないとのこと。

さらに面白かったのは、(そして、こちらが急激な上昇率の秘密。)以前は、ゲームはテレビの画面でしたものだが、今は小型化し掌でやるものらしい。(←2~3年前に発売された)。だから、テレビつけっぱなしでゲームをするという構図らしい。だから、当然テレビを付けている「時間数」は増えている。

しかし、そこにゲームをする時間も含まれてることになっているのではないか。テレビを見る時間+ゲームをする時間合計は、多分あまり変わっていないだろうということ。

これでなるほど、冒頭の不思議な数字のなぞが解けました。やはり、テレビの収束力は落ちている(少なくとも、強まっていない)。たしかに、若者を中心に勉強収束、社会収束が強まっている中で小学生だけが逆行しているというのは矛盾する。

この件に関しては時代潮流の読み直しは必要なさそうです。
今回得た仮説は、1人で考えていては全く思いつかなかったと思います。おしゃべりの中の切り口からですが、皆で追求し非常にスッキリした仮説を得ることができました。

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