- 感謝の心を育むには - http://web.kansya.jp.net/blog -

魔の2歳児(イヤイヤ期)とママの悩みの根本解決法

■thema

数多くの子育てブログで、その現実を垣間見ることができますが、
どの親も、乳幼児の『何に対しても「嫌ーっ!」と言い張る言動
に、一度は悩まされています。(私もそのひとりですね…^^;)
つまり、みんなのためにも、答えを追求する価値は十分あります!

ということで、大胆に仮説を立てて見ます!
是非とも、コメントをよろしくお願いします♪

イヤイヤ期
画像は、『さんぽのぽ イヤイヤ星人 [1]』ブログからの引用ですm(_ _)m
スイッチが入ると、本当に、こんな感じですね(^^;

■scene

経験のない方のために、具体的な場面を…
・ごはんは嫌ーっ!(ムカッ 😯 )
・お風呂は嫌ーっ!(ムカッ :confused: )
・寝るのが嫌ーっ!(ムカッ 🙁 )
・歩くのが嫌ーっ!(ムカッ 😡 )
・暑いのが嫌ーっ!(ムカッ 🙄 )
・歯磨きは嫌ーっ!(ムカッ :confused: )
・これじゃ嫌ーっ!(ムカッ 🙁 )
・パパじゃ嫌ーっ!(ムカッ 😥 )

細かく言い出したら切りがありません^^;
本当に、何でも該当しますからね。

訳が分からん!(ムカッ)とあきらめることなく、
子どもの『意識状況を、構造的に捉える』ことが必要ですね。
何か共通点はあるはずです!(どの子にも起こることですし)

吠えるチワワ
画像は、『でかチワワ福の犬見知りライフ [2]』ブログからの引用ですm(_ _)m
スイッチが入ると、だれ構わず吠える犬に似ているなぁと思いつつ(^^;

■hint

『自我の確立って、何? – るいネット』
>なんでも「自分でする!」と言い始める時期を自我の芽生えとして“自己主張”が発現する時期と言っています。しかし、上記のように『共認の確立』の過程ということで捉えると、(中略)確認行為により行動の評価を受けて充足を得ようとしているだけ(後略)“要求”を通そうなどとは微塵も考えていない

わかっちゃいるけどほめられない!脳を育てる「ほめる表現力」
画像は、『Amazon.co.jp [3]』からの引用ですm(_ _)m
川島隆太教授が「ほめられると脳が活性化する」と言っています(^0^!

■answer

人類の赤ん坊は、とても『未熟』な状態で産まれてきます。
嫌々期」の前には、「夜泣期」などがありますね^^;

※赤ん坊が泣くのも、暑いとか(⇒うちわで扇ぐ)、お腹がすいた(⇒おっぱい)とか、不安だ(⇒抱っこ)とか、暇だ(⇒遊ぶ)とか、
概ね決まっていますよね。

泣く赤ちゃん
画像は、『Riguru』からの引用ですm(_ _)m

●共通点は、
『充たされない思い(不全感)』を素直に表現しているという点です。

それは、以下の二層の認識機能から生じています。
(1) 体(本能。いわゆる五感と言われる認識機能)
(2) 心(共認機能。認め合うことで、互いに充足する認識機能)

本能が発達するほど、外圧(自然圧力や外敵圧力)に対する
「快/不快」(充足感/不全感)が明確になり、
「快」(充足感)に収束します。
(「物や場の好き嫌い」として顕在化する)

共認機能が発達するほど、相手からの
「肯定視/否定視」(充足感/不全感)が明確になり、
「肯定視」(充足感)に収束します。
(「人や場の好き嫌い」として顕在化する)

その構造は、単純だと思いませんか?

●何れにしろ、
認識機能の発達とともに、『充足感/不全感』が明確になり、
それを「むちゃくちゃ(>v<)!!表現する」のが子どもですね。
(この後、徐々に、それを制御する規範観念を獲得していく)

笑う赤ちゃん
画像は、『Riguru』からの引用ですm(_ _)m

忘れてはなりません!
実は、イヤイヤ期の子どもは、
逆に「むちゃくちゃ(ケラケラ・キャーキャー)喜び」もします(*^w^*)!!

(無表情だとか、暗いとか言われるのとは、正反対ですね)

●親として重要なのは、『充足規範』の教育です。
「ダメ!規範」教育が増えているそうですが、
『充足感』(可能性)までも潰してしまうケースが多い…

確かに、本能上の充足感ばかりでは、自己中になります。
また、危険なことは、危機感とセットで伝える必要があります。
しかし、共認上の充足感は、可能な限り伸ばしてもいいし、
むしろ、こちらをしっかり経験させた方がいい!!!

○○はダメ!を1回言ったら、○○がいいよ~♪は2回以上、言いましょう!
その内、(゙ `-´)イライラ も → ( ̄▽+ ̄)ニヤリへ

重要なのは、
『本能よりも、共認機能の方が先端機能である』
(本能は、共認機能に、先端収束している)
という構造です。

その意味は、
「本能充足(自己充足)と共認充足(みんな充足)が相容れないとき、
 共認機能が発達しているほど、本能充足を制御し、共認充足を実現する」
ということです。

逆に言えば、
「共認機能が未発達だと、自己中(≒本能中心)になる」
という構造です。

簡単に言えば、
⇒親が率先して、子どものことを認め、充足し合う経験を培っていくこと!!

共認充足
画像は、『ネットで買えるなんで屋カード [4]』からの引用ですm(_ _)m
共認を分かりやすく表していますね♪

■case study

「オモチャを貸すのが嫌ーっ!」

と傍若無人になるのは、『縄張り闘争本能』と言われる、物や縄張りを獲得している状態を「快」とし、それらが他者に侵されると「不快」のスイッチが入り、威嚇や攻撃を仕掛ける本能が働くことに連動していると考えられます。これも、共認充足の経験とともに、同類他者⇒充足仲間として認識できるほど、制御できる(相手の期待に応え、快く貸してあげる)ようになっていくのですね

ママの悩みとしては、共認機能を獲得するまでの自己中な言動そのものよりも、『それによって、ママ友との仲が壊れる』ことの方にあります(失敗経験あり…^^;)。何れにしろ、ママ友と、子どもの意識構造を共認できるほど、不動の仲(=子育て基盤)になっていきます!!

⇒人類の意識構造の追究と共認が必要ですね。

[5] [6] [7]