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授業中友達と学びあい

以前、「学び合い」について紹介する投稿(リンク [1])(リンク [2])(リンク [3])がありましたが、実際の授業で取り入れる動きがかなり広がっているとの記事を発見しました。すごく可能性を感じるので紹介します。(読売オンライン 教育ニュース [4]) 😀

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子供が少人数に分かれて互いに教え合う「学び合い」を大阪府茨木市立豊川小学校が実践している。

学力向上だけでなく、不登校対策にもつながるとされ、教育施策の一環として導入しようという自治体もある。

豊川小6年1組の国語の授業。22人の子供たちが3~4人のグループに分かれて机を寄せ合った。この日の教材となった文章は、次の世代に原爆の被害を伝える大切さを説いた「ヒロシマに歳(とし)はないんよ」。担任の西谷佳宏教諭(33)はタイトルだけを黒板に書き、「歳をとるってどういうことかな。考えてみて」と問いかけた。

「『歳』は『とし』のほかに読み方があるのかな」「大人になることじゃなくて大人に近づくことじゃない?」。辞書を引いたり、隣の答えをのぞき込んだり。児童たちは思い思いの答えで黒板を埋めていった。

授業の中で子供同士で考えさせ、教え合う時間を設ける「学び合い」は、学力に課題のある子供も授業にかかわりやすいようにとの考えから約15年前に始まった。現在、全国約2000の小学校と約1000の中学校で活用されている。 🙄

豊川小は「学び合い」を取り入れて8年目。「最初は放置しているようで不安だった」という西谷教諭も「グループのほうが同級生に気軽に質問できる。教える側も友だちが何を理解していないのか知ることでレベルアップにつながる」と話す。 😀

昨年の全国学力テストでは、児童が問題に全く手を付けない無答率が全国平均より低かった。村上一久校長は「自分で考えて答えを出す習慣を身につけている証拠」と手応えを語る。

島根県益田市でも今年度から全31小中学校で「学び合い」を順次導入する。2005年度にモデル校で実施し、不登校児童が激減。同市教委は「互いにかかわり合うことが良好な関係につながっている」とみる。 😀

提唱者でもある東京大学の佐藤学教授(学校教育学)は「学力差のある子供を教師主導で教えると、わからない子供は無気力になりがち。『学び合い』は家庭環境や学力などが異なる子供が同時に学ぶ方法として有効だ」と話している。(森 重孝)

3000もの小中学校で活用されているとは知りませんでした。しかも、自治体レベルでの導入も始まっている。やはり(共認原理にかなった)正しいものは、現実に効果がある、みんなの活力をアップさせる。益田市では不登校児童が激減というのはちょっとびっくりですね。 🙂

あたらためて「学び合い」の可能性を感じました。

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