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楽しそう!(学生寮編)

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みなさん、お久しぶりです。hajimeです。ここのところ、なかなか腰が落ち着かなくて…。

バタバタしている日常ですが、こんな記事を見つけました

【寮生活で協働、調整力】~読売教育ルネサンスより(6月10日)
(http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/renai/20080610-OYT8T00199.htm [1])

とある大学の紹介記事です。「協働・調整力」。学生のうちからこのような意識が身に付くなんて、うちの会社に来て欲しい…って感じですね。自己中な奴は、い・ら・ん!

っで、どんな大学で、どんな寮なんだろう???

気になる方は、↓↓↓。お願いね。

以下、記事を引用します。

共用の台所でカレーを作る東北公益文科大の寮生たち コミュニケーション能力をつけるため寮生活を奨励する大学がある。

 東北公益文科大学(山形県酒田市)のキャンパス内には、コテージ風の小規模な20棟の建物が並ぶ。「ドミ」と呼ばれる学生研修寮だ。

 5月中旬の夕刻、女子学生9人が暮らすA2棟からカレーの香りが漂ってきた。共同台所で、この時間にいた4人の1年生が仲良く調理をしていた。ニンジンをむく人、タマネギを切る人、水の量を量る人、使ったまな板を洗う人。各人が自然に自分の役割を見つけて、あっという間にカレーができた。

 寮の住人は1棟8~9人。男子は14棟に120人、女子は6棟に52人で、177人の定員はほぼいっぱいだ。

 研修寮と名を付けたことには訳がある。「親元を離れ、一人で自由に生活できるようになった大学1年生の時期にこそ、意識的に人とかかわる経験をさせたい」(伊藤真知子副学長)。数百人が一つの建物に住むような寮にしなかったのも、そのためだ。

                       ◎

 同大は「公益学」を学ぶ単科大学として2001年に開学した。それまで、山形県の庄内地方には4年制大学がなく、当時の周辺14市町村と県が出資して設置された公私協力方式の大学だ。

 社会のために活動できる人材作りには、個々の利害が調整できるコミュニケーション能力を付けることはかかせない。そんな能力をはぐくむ場として1年生を優先的に入寮させてきた。開学当初は15棟だったが、希望者が多くて全員が入りきらなかったため増やした。今年度は1年生199人のうち、自宅通学生が55人、賃貸アパート暮らしが33人に対し、寮生が111人。

 棟ごとの話し合いで、掃除もゴミ出しも食事作りもルールを決める。A2棟では、食事当番は定めず、夕食時に寮にいる学生が一緒に調理する。材料もみんなで買って割り勘。「安くあがっていい」と好評だ。別の棟では、ご飯を炊く当番だけを決めておいて、おかずは各自で準備する。全くバラバラに夕食を取る棟もあるが、費用は高くなる。光熱費の請求も棟ごと。生活費を抑えるため一丸となって節約に励む。

                        ◎

 夜中まで共同リビングで大笑いしながらゲームに興じる、ご飯当番を忘れてしまう、他人が電気をこまめに消しているのに自室でクーラーをつけっぱなしにする……。そんな寮でのトラブルも大学側は織り込み済みだ。大学事務局に相談があった場合も、解決のための話し合いを促している。

 1年生の戸塚深智(みさと)さん(18)は「将来、NPOやNGOで活動をしたいが、そういう場では絶対に協働が必要になる。人とやっていくということを、寮で経験するのはきっと役に立つと思う」。

 寮を出た後も、寮生同士で部屋を借りて暮らす上級生もいる。人とかかわる力は備わっているようだ。

大学の学生寮のイメージが、変わりました。なんか、楽しそうですよね。そして、同じ屋根の下、同じ釜の飯を食う(ちょっと古い?)なかで、自然に社会性が身に付いていく。きっと、生活全般に「共通の課題」があるので、自然に身についていくのだと思います。本当は、社会に出る前の若者達にとって、一番必要な教育なのではないでしょうか。

残念なのは、運営の問題か?1年生が優先で、上級生が少なくなってしまう。でも、寮を出た後でも、共同生活を送っている学生もいるようですね。頼もしいですね。

じゃあ、もっと早くから若者達が、このような環境で生活したらどうなんだろう?

高校じゃ無理?中学では?小学校では?

運営側の面倒の見方は、学齢によって変わってくるとは思いますが、きっとできるのだと思います。

言葉を超えて、体で覚える「社会性」少しでも若いうちから身につけさせたいものですよね。でも、その壁になっているのは、他でもない「親」の意識???
参考(http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=88494 [2]

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