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生物史から学ぶお産と子育て2~「性」の捉えなおし~

セックスレスが増える。少子化が進む。
幼い子供が殺される。子供が親を殺す。親が子供を虐待をする。
自殺者が増える。高齢者の居場所がなくなる。

社会はすでにガタガタ。今や、家庭崩壊も他人事ではない時代ですよね 🙁

これらの問題の原因には、個人の「これは私のもの」「これは嫌い」とか、その家庭の「うちはこういう決まりだから」など、あらゆる課題を劣化させる価値観があります

今日はその価値観を塗り替え、「どうする?」と追求するための答えをるいネット [1]より紹介します

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「性」の捉えなおし [2]

>それも生殖(次世代を生むという)という行為の中で、どうなのかです。(72789)

「男と女」と「雄と雌」というのは、どちらも性別を表す言葉である。だから、もちろん性のことを示す言葉である。しかし考えてみれば、この「性のこと」の中身ほど、これまで曖昧にやり過ごされてきた領域もないのではないだろうか?

露店での経験を通しても、「性のこと」に関する関心が、極めて高いことは実感できる。いやらしい興味とか、怖いもの見たさとかいった感覚ではない。皆、素朴に、単純に、日常感覚の延長で気になっている様子だ。

だから、皆それぞれ「性のこと」について、考え始めている。しかしそれは、個人の実感に留まったり、昔の規範にそのヒントを求めたり、雑誌を読んでみたり、仲間内で思いのたけを交換しあったり、といった域を超えない。

一連の議論で感じたのは、「性のこと」を考えるにも、言葉の問題がひとつの鍵を握っているのではないか、という事。
「男と女」ではなく「雄と雌」というと、なんだか妙に乱暴で、人を人とも思っていないような印象を持ってしまいがちだが、むしろそのような印象を持つ方が、まっとうに物を考える上では、弊害が大きい。

「性のこと」に関する思考を、「雄と雌」という言葉からスタートさせることで、むしろ、「性のこと」の中身、その本質により早く近づける面もあるのではないか。「性のこと」とは、生殖に関係する。子孫を残すことに関係する。種を絶やさず、生物集団を維持していくことに関係する。先の世代が死に、後の世代が生きることに関係する。
だから、「性のこと」とは、一般に思われているのとは少し違って、全く個人的なことではなく、むしろ、極めて社会的であり、基底的であり、重要な問題なのだと思う。

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>「男と女」っていう言葉は、価値観念ではないけれど、その言葉を用いた途端、各々の価値観を誘発し、その結果、まともに事実を追求⇒共認できないことになる。しかし、「雄と雌」という言葉からはじめれば、違う。生命原理から、「性のこと」に関する事実を積み上げていくことが、必至になる。
るいネットまともに「性」を認識できないのは、なんで? [3]より

「男」「女」という性を、「雄」「雌」という概念で、「なぜ雄と雌に分かれているの?」「雄の役割とは?」「雌の役割とは?」「雄と雌はどうやって子孫を残し、集団を維持してきたの?」と原理原則から捉えなおしていくこと。
これは今まで使ってきた「男」「女」や「子供」「家庭」「集団」などの認識を改めていくことになるんだ!と思います
「雄」「雌」、それこそ生命誕生からの進化の歴史を辿れば、今まで当たり前と受け入れてきた「男女同権」や「男尊女卑」も「結婚」「核家族」にも「なんで?」という疑問が湧いてきます
この固定観念が塗り替えられていけば、原理原則に沿って物事を判断できるようになる

歴史構造を解明してゆくほどに、現代社会の行き詰まりは明らかになってゆくし、同時に可能性を感じる。
また、歴史構造を解明する中で、固定観念は捨てられてゆく。そうやって事実の認識体系は無限に進化してゆくのでしょう。

そこで!
次回は雌雄の役割分化について調べてみる予定になりました!
お楽しみに~

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