子供達がカースト制度を導入しつつある一方で、ママカーストなる現象も話題?らしい。
ママの友の当ブログとしてはホッとけないんで、ちょっと考えて見ましょう。
これは、暴れん坊ママ [1]
発信元はどうやら週間朝日。
「お宅は何階の部屋?」 ママカースト制の終わらぬ地獄 [2]
相変わらず、なんともショッキングなお見出しですね。
会った瞬間、ママバッグやベビーカーにさっと目を光らせる。私より上? 下? まずは立ち位置を見極めることが大切。身の丈でない階層に紛れ込むと、強烈な劣等感に見舞われるから。
どうやら、何時ぞやの公園デビューなるものの延長+激化現象との事ですが・・・・・。
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更に極め付けがこの部分
●脱出のはずが難民に
それでも、少しでも「上」の階層に行きたいと願う人は当然いる。マイさん(37)はお嬢様校の出身。中学生のころから家柄や容姿による「女子カースト」に悩まされてきた。就職活動のときはコネで楽々と内定をとる同級生を見ながら、サラリーマン家庭に生まれた境遇を恨んだ。転職や資格取得で幸せ探しに迷走した末、結婚と出産で大逆転を狙った。
大手メーカー勤務の夫と結婚し、都内に一戸建てを建てた。2歳の娘に絵本や教材を惜しみなく与えられる生活は、裕福なほうだと思う。
「上」への階層脱出ができたはずだった。だが、一戸建てを建てた場所は下町。300円の偽キャラクター服を着せている母親に海外ブランド服で張り合っても、褒められるどころか見分けてもらえない。離乳食に何がいいか相談すると、
「たこ焼きのトロッとしたところ。うちの子あれで育ったし」
ここ下町で最上位に君臨するのは、子だくさんの母ちゃん。20代前半のシングルマザーが子ども3人をどやしながらスーパーで買い物する姿が頼もしいと尊敬のまなざしで見られている。
たまに会う同級生には髪のツヤで敗北を感じ、たくましい母ちゃんに劣等感を感じ、ヤンママが怖くて児童館に行けない。「脱出」のはずが、完全にカースト難民。ヤンママの子と同じ小学校に入りでもしたら、永遠に下層から抜け出せない。幼稚園受験に逆転のチャンスをかけている。
⇒なんか、意識しているあなたが問題なんじゃにゃいの?
と詰め寄りたくなってくる。
と思いきや、この記事に対して、こんなご意見も
もちろんこれは、ある一部では真実だろうが、これがどこでも「常識」ではないということ、別の一部の「真実」もあることをご紹介したい。
とした上で、下町のママたちの事例を紹介してくれている。
「公園で会う子とか、よその子でも悪いことしたら、ちゃんと叱る! そしてちゃんと謝れたら、ちゃんと褒める」(30代)なんてママもいるし、「毎週、上の子のお稽古事に付き添うとき、友達に下の子を見てもらってる」(20代)、「お互いに仕事が忙しいとき、残業になるときなどは、子どもを預けあって、晩ごはん+風呂+宿題をセットでみてもらう」(30代)、「ママ友が作りすぎたおかずをよくもらう」(20代)、「子どもが水疱瘡になったとき、仕事をどうしても休めなくて困っていたら、同じく水疱瘡になった子のお母さんが『どっちも水疱瘡だともううつる心配がないから』と預かってくれた」(30代)、「子どもが自転車に乗れなかったとき、よそのママが自分の子と一緒に公園に連れて行って、特訓してくれて、乗れるようになった」(30代)なんて声も。
田舎よりよっぽど「田舎」的である。
「子を育てる」と言う共通課題を持つママ達の健全な事例。
ここには、カーストの「カ」の字も出てこない。
ママカーストなどと打ち出すと、先の自意識過剰なママが増え出してしまいそうではないですか?週間朝日さん?
「暴れん坊ママ」
なんて連ドラもあったそうで、どうもマスコミの方々はこの様な現象を煽っている嫌いがある。
地域性、共同性が破壊された地域や社会、そして極めつけの密室家庭では、ミーイズムな親達が、自子中に走る。仕舞いには、我が子はアイテムの一つでしかなくなり、最終的には、自己中な自意識過剰ママが出来上がる。これがママカースト。
ママカースト的な現象も起こってはいるでしょうが、最悪な事象の一つでしょう。
むしろ「子育て」を共通課題にしたママたちの成功事例や、この様な原因構造をマスコミとしては発信して欲しいところですね。
ママカーストってヤツは、このブログでも先日紹介した、スクールカーストなどとはちょっと違った話題だったようです。