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子育ては遊びではない。生産活動(意識生産)である。

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女性の社会進出(就職)→育児(家庭に入る)→活力低下(社会閉塞)⇒育児でまっとうな評価を得る。そのためには? [1]

※1.市場社会かつ豊かになって、育児しながらできる仕事がなくなった。常時おんぶしながら、平均90分おきに母乳を与えながら、適宜オムツ替えをしながら、できる仕事と言えば、内職・在宅ワークだけである。しかし、それは単なる小遣い稼ぎ程度にしかならず、女性が求めている仕事ではない。豊かになった今、育児をしながら、そこまでしてお金を得る必要はなくなった。

※2.『本当は、「集団」に入ったのではなく、社会に出たのだ リンク [2]』。しかし、家庭が無圧力の密閉空間である限り、『入る』という認識とともに閉塞感に包まれた思いになってしまう。

※3.一般的に、女性の職業能力は、育児期間が長くなるほど、低下していくと(女性も企業も)考えている。(参考:国民生活白書~女性の継続就業を妨げる壁リンク1 [3]リンク2 [4]リンク3 [5]リンク4 [6]

職業能力の低下(と再雇用体制の不足)が、女性の社会閉塞の直接の原因であると考えられているが、根本的には、密閉家庭に入ることによる無圧力化=活力の低下であり、それによる社会的評価の下落である。

しかし、本来はそうではない。まだ少数ではあるが、
>子育てや地域活動をすることで培った豊富な人生経験を評価し、女性を正社員として積極的に採用した上で、能力開発を行う企業がある。
>埼玉県のある建設会社においては、年齢や職業経験にとらわれず広く人材を集めているが、育児によるブランクをマイナスではなく、女性顧客のニーズ把握など仕事上必要なスキルを高めた期間としてプラスに評価しているため、特に中高年女性の中途採用が多い。(上記白書より)

このような評価が本来の姿である。そうであれば、この「育児をした女性の評価」の獲得or形成(⇒そんためにどうするか?)が、育児において、最先端の追求課題となる。

子育ては遊びではない。生産活動(意識生産)である。
その経験が、社会的に評価を得られていないのは、おかしい。
ゆえに、社会的評価を得るために、女性たちが中心になって、協同し、事業化できるような取り組みが必要があると思った方は、

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