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ニートは最早時代遅れ?

さて、ニートの原因から現状分析まで行ってきましたが、近年増加率に徐々に歯止めが掛かり始めたようです。

それもそのはず、今や新卒学生にとっての就職活動はバブル期以来の売り手市場再来 😆 。
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各企業が、団塊世代の引退を補うべく、新人の採用にやっき になっています。

しかし、学生の意識は単に売り手市場に乗っかる、という枠組みを超えているように感じています。

さて、その中身とは?

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例えば、下記投稿を見てください。

主体性の喪失から、主体性の再構築へ [2]

現在は主体性ゼロの状態から、主体性の再構築という過程に入っており、それはとりあえず意味の探索に向かう。この意味の探索において、最初に見つけた意味が仲間である。そして、仲間を飛び越えて、社会的に意味がありそうな課題(勉強、授業)へと収束し始めた。この手順で主体性を再構築し始めている。

私権圧力の衰弱 →主体性の衰弱・喪失 ⇒意味の探索 ⇒(素直に)
(外圧の衰弱)   (内圧の衰弱)     (主体性再構築)  課題収束
  ↓↓           ↓
 仲間第一   → 仲間関係が表層化
 仲間収束     仲間に追随するだけ

といった分析が示すように、最近の若者(10~20代前半)は、既に私権に変わる収束軸の探索へと向かい始めています。

実は私も企業で就活中の学生対応(会社説明や面接等)を行っているのですが、就活生の言葉として良く耳にするのが、
社会貢献」や「役に立つ仕事」といったキーワード。非常に興味深い傾向です。

仲間収束を軸にして、さらに対象世界を広げ、社会の役に立つ仕事・役割を担いたい!という意識が既に芽生えているのです。

この、「私権に変わる意味の探索」は、今後ニート・フリーターの増加に対する大きな転換点となるのではないか、と筆者は期待しています。探索意識の顕在化とは、社会不全(収束不全)からの脱出口、すなわち充足へ向けての転換であり、活力ある若者が今後増加へと向かう事を期待させてくれます。

そして、社会貢献や役割充足を期待して企業に入っていく若者達の「社会へ出る」意識は、企業や日本社会そのものを『みんな期待に応える場』へと転換させていく。

さて、こうなるとますますやばくなるのが、20代後半~30代のニート・フリーター世代 😥 。中でも、未だ「やりたいこと探し」や「自分探し」に固執している層は、意識的にも活力的にも明らかに下の世代に追い抜かれ、ますます社会不適応態 となってしまいます。

現在ニートが手にしている不労所得という階級は、あくまでも親の築いた私権に過ぎず、目先の安心と老後の不安がセットになったものでしかない。いずれは消滅してしまう、幻の特権階級なのです。

さらに、今後の社会は積極的にみんなの期待に応える『役割充足』や『評価充足』といった『共認充足』社会へと転換して行けば、古い評価指標である私権など見向きもされなくなる上に、期待に応えられる活力ある人材が企業や社会を導いていく =活力の無いものは淘汰 される、といった厳しい圧力状況に転換する事をも意味しています。

親が、家庭が、社会が、等と「働かない理由探し 」ばかりしていたら、手遅れになっちゃう!

今までとは違った視点で、仕事の意味を見出していく事。最先端の若者の意識に同化し、新しい社会を築き上げて行く。

その答えは、やっぱり家庭の外、すなわち『みんなの中』にありそうです。

今ならまだ間に合う!社会に出て、自ら次代を築いていこう!!!

かわいでした。

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