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高齢者の役割

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定年後のおじいさんおばあさんが地域の子育てに参加している事例はないかと探してみて、意外なほど、ヒットせず落胆したのですが、、福島県にある「おひさまファミリーサポート」で“老人クラブは子育て応援団!”と銘打って、おじいさんおばあさんが孫育てに参加できる会を見つけました。

おひさまファミリーサポート [1]でおこなう援助は

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あくまでも急な子ども預かりへのちょっとした子ども預かりを行うための援助ですから軽易でかつ短期的・補助的なものです。
 ☆ 宿泊をともなう援助、乳幼児の長期間の預かりはおこないません。

 
◆ 具体的な内容

1. 保育施設の保育開始時間まで子どもを預かること
2. 保育施設の保育終了後、子どもを預かること
3. 保育施設等までの送迎をおこなうこと
4. 学校の放課後、または学童保育の終了後、子どもを預かること
5. サークル活動・講習会などに参加する場合に子どもを預かること
6. 仕事と育児の両立のために必要な援助
7. 急用が出来た場合など、臨時的・一時的に子どもを預かること
8. 病気の回復期等、まかせて会員が対応できる程度の症状の子どもを預かること

☆ 世代間交流活動
1. 交流会に子どもたちと交流すること。
2. 子育ての知恵やコツを会報紙などを通じて会員に伝達すること。
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元気なおじいさんおばあさんが
「子供を預かってもいいよ!」という意志を表明するおじいいさんおばあさんは申し込み用紙に所定の事項を記入し講習会を2回受けてから、マッチング(相手のお子さんが決められる)ようです。

いいなあ♪と感じたのは、その申込み用紙には特技の覧に「漬物が得意です」とか書け、おばあさんが普通にしていたことが子供達の(又は子育てママにとっても)役に立つというモノであるということ。

高齢者の役割って資格や、特殊な脳力ではないんですね。

料理でも、子育てでも、今までの長年の経験蓄積は、新米ママにとっては、何物にも代えがたいものでしょうし、保育施設の就業後、親元以外で預かってくれる場所があることの安心感は子供たちの成長にとっても大事なもののように感じます。

役割を生み出すシステムを地域社会なり企業で作ったらお互いに充足が広がりますね。

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