親が、モンスター化していく背景の一つとして、(個人の)人権思想の影響があるのではないでしょうか?
「人権って大事ですよね!?」と聞かれて、「NO」と言える人がどれだけいるでしょうか?
知らず知らず、人権って大事なものと思わされている。
確かに憲法にも“基本的人権の尊重・・・”と謳われている。
たとえば、“人権”に関する思想教育の一つとして
全国中学生人権作文コンテスト [1]なんてものもある。
社会的には、
嫌煙権、女性車両etc
“人権”と言う言葉を盾に権利要求に成り下がってしまっている。しかも一部の声の大きい人の意見が通り、知らない間に法制度化されている。
しかし、普通の人にとって、ことさら声を大にして言わなくても何も困らない。
ここで問題なのは、みんなの人権ではなく、一部の個人の権利を主張しているだけで、全体から見れば、自己主張=自己中=の押し付けでしかない。
なのに、「人権」を盾に言われると何も言えなくなってしまう。すると、さらに一部の人の声が大きくなる。という悪循環を繰り返している。
個人の人権を押し通せば誰かの人権が侵される。そもそも成り立たない権利である。
モンスターペアレント対策として、弁護士を雇い出している学校も見受けられるが、目先の解決でしかない。これでは傍観者のままで課題共認できない=解決の糸口を見失ってしまう。
互いに、どうする?どうしていけばいい?
と話し合える場=共認形成の場=を創っていくことが、「人権」を盾に権利要求する親を封じ込める一つの解決策となるのではないでしょうか?
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