(上記写真は小野写真館 [1]よりUPさせていただきました。)
習い事をしている小学生は85%以上! [2]
いまどきの「習い事」事情【速報】 【前編】 [3] 【後編】 [4] より
アンケート期間 2007/1/30~2007/2/1 回答者数:505人
習い事をする割合は、小学校に入るとそれまでの39%から85%へと倍増します。そして、小学生の間はほぼ85%から90%で推移し、中学校に入ると60%程度に減っていきます。
近所の状況から「習い事に行っていない小学生が1割もいるなんて!」と驚いているお母さんもいる。
私は、逆に習い事をしているその数字の高さに驚きいた 😯 😯
やっぱり気になるのは、習い事を決めるのは、親?それとも本人?
習い事を決めるのは「母親」「本人」
「母親が薦めた」が最も多い40.9%、「子どもが習いたいと言った」が36.6%となりました。学年があがると子ども本人の意向が強くなる傾向にあります。
「子どもが習いたいと言った」というのは、真意を見ていく必要がありそうです。
私自身、小さい頃何も習い事をしなかったせいで常にコンプレックスがありました。大人になってからもこのコンプレックスに悩まされるとは思ってませんでした。幼稚園でのママさんたちとの交流で、皆さん字がお上手だったりピアノがひけたり運動がお得意だったり・。尋ねてみるとやはり小さい頃お稽古に通っていた方が圧倒的に多いんですよね。下手でも細々とでもいいので小さい頃の経験は自信をつけると思うので娘にはたくさんの経験をさせました。
と、正直に書かれている(自分発の)お母さんもいれば、
習い事に通う日数が週5回もあるので、少なくしたいのですが、子どもが続けたいと言うので仕方なく習わせています。習い事を絞らせるにはどうしたらよいのでしょうか?
と、習い事に熱心すぎる子供に悩むお母さんもいる。
保護者の習い事に対する不安や悩み事の多くは、「お金」「時間」「今の習い事を続けるべきか」だそうです。
そして、小学生高学年になると授業も増え学習塾に通ったりと、習い事とそれ以外の学習や遊び、部活動などとの両立について悩んでいる方が非常に多いようです。
この記事へのコメント欄を見させていただくと
子供の将来や可能性を考えると、子供のためなら何でもしてあげたいという熱心なお母様方の姿が浮かびます。
親が「あなたのためよ」と言って半無理やり行かせている例もあるが、概ね子供たちが楽しそうにしているから、又はやりたがっているから行かせているみたいです。
一見、何の問題も無いように思いますが、果たして本当に『習い事』は必要なのでしょうか?
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昔に比べて子供にお金をかけることが出来るようになった。子供に費やす時間が持てるようになった。という背景はあるものの、
一番は、親が『収束不全』状態にあると言えるのではないでしょうか?
地域との繋がりは薄れ、社会との接点も少なく、子育て=子供に対して「何かしてあげなければ」と思うものの何をどうしていいのか解らない。
「出来ることはしてあげたい。」そこで、プロに委ねる。それで、子供も喜んでいる。
「あなたの好きにすればいいのよ。」という一言は、子供の自主性を重んじているようでもあるが、子育て放棄のようにも思える。
改めて、
『習い事』を捉えてみると、
・指導者は、プロである。→ ・お金がかかる。
・(素人に比べて)レベルの高い指導が受けられる。
・『課題』や『達成度』が明確
・カリキュラムに基づいた指導がしっかりしている。
そして、将来の一流選手や演奏者になる可能性がないことはない。
しかし、大切なものを見落としているように思える。
●村落共同体では
子供に対する課題や役割は“みんな”が望んでいることで、そして、それに応えようとするまわり(みんな)の評価がある。
※習い事では、課題設定や評価は、子供⇔指導者、又は親との間で行われる。
●遊びでは
“みんな”が楽しめるような遊びにするにはどうしたらいい?と想いを馳せたり、創意工夫をしたりする。
※習い事では、対象は、子供⇔指導者、又は親である。そして、そこに創意工夫を凝らすということはない。
まとめると『習い事』は、
1、期待⇔応合の関係が、親⇔指導者、又は親に限定されている。
2、子供は、あくまで消費者でしかない。
と言えるのではないでしょうか?