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教育ニュース【教員免許更新制の講習案、大学講座選ぶ形式】・・・大丈夫?

【教員免許更新制の講習案、大学講座選ぶ形式 文科省 2007年09月10日】(asahi.comより) [1]

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文部科学省が、教員免許制度の更新案を検討しているようだ。しかし、現場の教員にとっては、負担以外の何ものでもないきがするが、5日間、教育論なる方法論を勉強したところで、何が役に立つのか?はっきり分からないし、運転免許の更新であるまいし、単なる規制強化なら、建築基準法の改正と同じく、教育現場を混乱させる以外のなにものでもない気がします。

また、もっとも【旧観念色の強い大学の講座】を受けるというとんでもない頓珍漢な政策は、現実や現場との遊離や断層を拡大するだけで、結局、形骸化していくものだと思います。

免許更新などという馬鹿らしい制度はやめて、学内ネットでも開き、劇場会議の形式で、みんなに開き出し、学校単位で運営していく共認統合の手法が必要ではないでしょうか?

中央集権の強制圧力の方法では、誰も活力が沸かないでしょうね。

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【教員免許更新制の講習案、大学講座選ぶ形式 文科省 2007年09月10日】(asahi.comより) [1]全文掲載します。

 教員免許更新制が09年度から始まる。文部科学省は8月末、この講習のイメージを中央教育審議会(文科相の諮問機関)の教員養成部会に示した。計30時間の講習のうち、教員が共通して受講する「必修領域」が12時間(2日相当)、教科や学校段階によって変わる「選択領域」が18時間(3日相当)という構想。今後、この構想が妥当かどうかや具体的な講習内容を部会で詰める。

 案では、必修の講習として「教育の意義・役割、学校をめぐる諸課題の分析」や「特別支援教育を含む発達・学習にかかる課題の理解」などが挙げられた。一方、選択では、(1)個別教科の教育法(2)「小学校教員のための科学実験講座」「古代史の最新知見と教科書記述」といった各教科の専門性を深める内容(3)「発達心理学」「知的障害を持つ児童生徒の指導法入門」など生徒指導に役立つ内容――の3分野が示された。

 文科省は、教職課程をもっている大学が特性を生かして講座を設置し、教員側の求めや勤務の状況に応じ、選択して受講する形式を想定。大学が近くにない教員のために通信制大学やインターネットの活用も検討している。

◆文部科学省が例示した教員免許更新講習の取り方◆

【ケース1】小学校教諭
 理科の専門知識の不足を痛感→母校の大学の教員養成学部が主催する夏季集中講座へ。教科の専門知識を深めるため「子どもに教えたい科学の最前線」(3日講座)を受講

【ケース2】中学校教諭
 進路指導の力をつけたいが、部活の指導で多忙→必修領域は通信制で修得。選択領域は近隣大学で「進路指導論」を夏休みに集中受講

【ケース3】高校講師
 教科指導の幅を広げたいが、離島在住で近隣に大学なし→必修領域はA通信制大で受講。選択領域の1日分は別件で県庁所在地に出向いた週末にB大で、残りの2日分はC通信制大で、それぞれ受講

ってことやるからこうなるんだね。
20070520menkyo.jpg反対!!反対!!

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