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“うつ主婦”が増えているらしい!

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今日はるいネットからの秀作投稿 [1]の紹介です :tikara:
るいネット常連の喜田さんが、“うつ”状態にある友人から相談を受け、るいネットから得られた認識によって、見事元気を取り戻した。という内容で、思わず引き込まれてしまいます 😯

リンクしていますが、皆さんにも是非読んでもらいたいので 😮 引用しますね 😉

先日学生時代の女友達から久しぶりにメールがきた。
「ウツやねん、なんとかして」と。

学生時代アルバイトを共にしていた私の記憶には、仕事をテキパキこなしてみんなでワイワイ楽しくやっていた愛い奴、というイメージしか残っていなかったので、「はぁ~?どういう事?」となってしまった。が、どうやら仕事の事、子育ての事、引越しの事など諸々の事が重なって気持ちが凹み、今では心療内科で抗ウツ剤、睡眠薬、イライラを抑える薬など数種類の薬を飲んで静養中との事だった。

久しぶりに会った彼女の顔は、昔の元気だった頃に比べて確かに表情もなく、話の焦点も定まらない感じ。薬の副作用もあって物忘れが激しいらしく、話していても「あれ?私何が言いたかったんだっけ?」となり、元気な彼女を知っていただけに少々痛々しかった。

😮 ポチっと押してから続きを読んでね
   

そんな中、他愛もない話しを交えながら、少しずつ彼女の今の状況や、ここまでに至った経緯、彼女の家族の事などを聞きだしてみた。結果見えてきたのは、答えを出せない統合者不在の職場環境や、周りの人間関係と断絶した一対家庭での子育ての限界、自分で何とかしなければ・・という自分観念による閉塞など、現代社会の閉塞構造そのものだった。

そんな閉塞感、焦燥感が募る状況の中、子供を傷つけるようになり、このままではダメだと思い心療内科を訪ねたところ、ウツと診断された。そしてストレスが完全になくなるまでは薬が必要と言われ投与され続けた結果、記憶障害や気力低下、注意力低下になりますます閉塞感が募ってきたという状況だった。

まず、私が思ったのは、彼女はウツではないという事。正確に言うと、医者のウツという一言では答えになっていない。
活力構造は外圧=内圧になっており外圧を捉える事が出発点。現代の外圧は周りの期待圧力であり、彼女の場合具体的には子供の期待もその内の一つである。
スキンシップしたい、一緒に遊びたい、本を読んで欲しいという子供の気持ちにまず同化することが出発で、その期待に応えると子供は充足し、その笑顔が自分の充足になる。今の彼女は子供発ではなく、自分が勝手に作り上げた子育てのやり方や、家事の組み立て方が出発にあるので、それにあわない子供の言動が全て否定対象になってしまっている。その結果子供に充足を与えられず、自分も充足できない状態になっている事などを図解化し説明した。

そして、そうなってしまった原因には、上記のような社会の閉塞構造がある。子育て課題元々みんなの課題であった子育てが一対家庭によって閉塞している事や、個人主義の蔓延が自分観念を助長し益々閉塞している事などを伝えた。

一通り話した後、彼女は昔の表情を取り戻し、私が書いた図解に釘入るように眺めすごく納得してくれた。今までの閉塞が全て潜在思念でつながり、大きな歩むべき道が見えたと。
今までは「外に出歩くのがいい」「相手の笑顔をみるのがいい」とか言われてきたけど、いいのは解っても本当にそれで解決するとは思えなかった。でも、その事も相手発の立場になるからこそ結果的にそうなるのだと繋がった。
もしイライラが襲ってきても拠り所になる答えが見つかったので必ず良くなっていける気がする。もしこの事に気付くのが遅かったら手遅れになっていたかもしれない、なんだかもう薬が入らない気分になってきたとまで言ってくれた。

最後に相手発の充足感情を固定化するための「感謝と謝罪のトレーニング」の優れた投稿とカードを渡しサヨナラした。私もるいネットで得られた認識とみんなに感謝です☆

どうです なかなかいい話でしょ 😉
人が元気になっていくようすがわかるのって、こっちも元気 :tikara: になりますよね

主婦のうつについては、増えているようです 🙁 なんでや露店でもよく聞きます。
関連サイトも“うつ主婦”という呼び名で結構あります。
仕事関連では「サザエさん症候群」、出産・育児関連では「マタニティーブルー」、「産後うつ病」、そして「引っ越しうつ病」などありました。(参考サイト [2]

医者は、“うつ”と病名をつけ、投薬や個人の意識転換を促しますが、うつの原因が「答えを出せない統合者不在の職場環境や、周りの人間関係と断絶した一対家庭での子育ての限界、自分で何とかしなければ・・という自分観念による閉塞など、現代社会の閉塞構造そのもの」である以上、薬や個人ではどうにもならない!と言うのが実情です。

問題解決には、社会構造≒人々の意識を捉えた構造認識が必要今回のお話は、そのことを如実に物語っています!

個人的な悩みなどない!今やそれは“みんなの課題”なのだ!!

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