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こんなひどい事件も!!~バイクのメットインに赤ん坊!~

もう既に、色々なニュースやブログでも取り上げられていますが、
😯 信じられない事件がおきました。
最近は、若い親が乳幼児を車に放置したままパチンコに夢中になり、熱中症で死なせてしまうということが社会問題化しました。危機意識の欠如や自己中もここまで来たか!? と思っていましたが、もっとひどい親がいました

以下サンケイweb版の記事 [1]の紹介です。

大阪府能勢町の山林で4月、男児の遺体が見つかった事件で、大阪府警は16日、男児は大阪府内のの峯松優ちゃん=当時(1)=と断定し、死体遺棄容疑で母親の田宮美香(21)と再婚相手の元貴(21)の両容疑者を逮捕した。
 調べでは、優ちゃんは美香容疑者と前夫との間にできた子供。美香容疑者は昨年2月ごろに離婚、今年1月15日に優ちゃんを連れて家出した。家族が2月に捜索願を提出していた。

 供述によると、両容疑者は1月31日ごろ、バイクの座席下の荷物入れに優ちゃんを入れ、美香容疑者は買い物に、元貴容疑者はパチンコ店に出掛けた。元貴容疑者がパチンコから戻ると優ちゃんは死んでおり、量販店でポリ袋を購入後、能勢町の山林に遺棄したという。捜索願から両容疑者が浮上、DNA鑑定で優ちゃんと女のDNA型が一致した。両容疑者は犯行後に再婚していた。
 優ちゃんの遺体は4月23日夕、能勢町天王の側溝で、上半身が青いポリ袋に入った状態で見つかり、司法解剖でも死因が特定されていない。

これに対し、なかなか面白い視点で書いたブログがあったので紹介します。

😮 ポチっと押してから続きを読んでね
   

群を作る動物は世代交代に親殺しが珍しくないし、群のリーダーが替わると、子殺しもしばしば起こる。
人類もまた動物の形質を備えている以上、いつそれが出現しても驚くに値しない。
頭脳以外に勝るところのない人類は、論理や道徳で弱点を補ってきた長い歴史がある。
『ある意味』 [2]

子殺しではチンパンジーやゴリラの“縄張りを乗っ取ったときに、メスの発情を促す意味での子殺し”が有名ですが、この事件はまさにサルの本能剥き出しの行為のようにも見えます。ただし、サルはあくまで外圧適応としての子殺しで、この両親のような「自己中」意識は微塵もありませんが・・・

以下、その関連記事を紹介しておきます。

特殊解としての大型化→性闘争→子殺し [3]
ハヌマンの子殺しは適応戦略の一つ [4]

最後にブログの管理者あるぱかさんはこうも述べている。

平等思想はリーダーの存在を否定し、迷走を引き起こした。
女性の解放、男女同権は女性を育児から解き放ったが、人が最初に築くべき信頼関係(母子間のそれ)も希薄にしてしまった。
社会を構成する最小単位の家族が崩壊し、各自の自由を謳歌していれば、「殺したくなっちゃった」、「育てるのが面倒になっちゃった」は起こりうる話だし、そうした流れを容認してきた我々は彼等を責める資格がない。
犯人の心の闇や、精神状態を云々しても決して解決しないのは、そうした極端に自我が肥大化した人を生み出す仕組みに目が行かないからだ。
子が親を越える、或いは何かの道を究めるには、厳しい修練が必要なのに、どんどん甘やかしの方向に流れてしまう。
過去の歴史を否定し、よそ(特にアメリカ)の自由主義を無批判かつ、急激に受け入れてしまった結果と言える。

全くその通りだと思います。自己中が生み出される“仕組み”は、当ブログでもいろいろ扱われていますが、更なる追求が必要と思いました。

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