- 感謝の心を育むには - http://web.kansya.jp.net/blog -

「子育てパパ応援事業」をスタート

政府が市町村事業に助成
 政府は2007年度から、男性の育児参加を推進するため、育児中の父親向けサークルの育成や啓発講座の開催を支援する「子育てパパ応援事業」をスタートさせる。 父親に子育ての喜びや大切さを知ってもらい、母親の負担の軽減を図るため、地域が一体となった取り組みを進めるのが目的で、全国の約1800の全市町村での実施を目指す。

応援事業は、市町村や、市町村の支援を受けた市民団体などが、父親向けのサークル活動を行ったり、父親の育児参加をテーマにしたシンポジウムを実施する際、費用の半分を厚生労働省の次世代育成支援対策交付金(総額約365億円)から助成する。

市町村が父親学級を開催しても、仕事の都合などで参加できない例が多いとされる。このため、事業には商工会など経営者側の積極的な参加を呼びかけ、父親の育児参加への理解を広めたい考えだ。さらに、市町村が実施する子育て中の父親を手助けするボランティアの育成事業などへの支援も検討している。

日本、韓国、米国、フランス、スウェーデンの5か国で実施した育児などに関する2005年の内閣府の意識調査によると、夫婦による育児の役割分担について、「妻も夫も同じように行う」と回答したのは日本が31・2%、韓国で31・4%だったのに対し、スウェーデンは92・4%に達し、米仏も過半数を超えた。
(2007年2月26日 読売新聞)

家族間の殺人事件さえも起きててしまう現代、家族の絆を深めるため、父親が子育てに励むのは素晴らしい!!、、、、、、、わけはない

現代は収束不全、社会は行き詰まり、可能性収束先を失っている。それで、多くの人が止むなく旧規範(結婚)、旧観念(自分)、旧制度(家族)に収束中である。子育てパパ本人は、まるで自覚がないかもしれないが、家族だけを対象化する、異常に収束するのは、『答え』がないから、仕方がないから、そうなっているというお寒い状況なのだ。 🙁

「家族を大切に」するだけでは答えになっていない。家族も企業も社会も国家もガタガタなのに、それを捨象し家族に収束するのは自己中そのものではないでしょうか。 :confused:

[1] [2] [3]