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オタク~社会収束できない人達~

今回は、オタクにスポットを当てて見ました。

ニートやフリーターが高年齢化する現在。そのハシリとも言える世代がオタク世代。

そう言えば、この世代って“なんで屋露店 [1]”に立ち止まらないぁとふと思いながら・・・

当時(1988年)の流行語「おたく族」

「おたく族」
アニメやパソコンなどに熱中し、自分たちだけの世界に閉じこもり、直接的な対人関係をつくることが苦手な若者をいう。相手を呼ぶとき「おたく」ということから、この名がついた。

時を経て、当時、異端視扱えされていた「オタク」達も、今や認知され、異端視されることも少なくなってきた。市場においても、2004年には、『 「もはやニッチではない」オタク市場はデジカメ超える2900億円 』という見出しを飾ることになる。

世代的には、各層いるが、売上げを後押ししているのは、30代、40代ではないだろうか?
リンク [2]

■アニメ:年齢層は15歳から40代、コミック、ゲームと重なる度合いや、PCマニアとの相関が強い。
■アイドル:年齢層は、アイドルの応援によく行く「現場系」が10-20代、「コレクター系」が20-30代。
■コミック:年齢層は、10-40代まで幅広く分布。
■ゲーム:年齢層は、13-24歳の若年層と30代に分布。
■自作PC:年齢層は、18歳から30代。40代、少数の15-18歳。

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関連する記事リンク [3]でオタクを定義化している。

<blockquote「 オタクは理想像を追求する 」 
 
オタクの定義は難しい。「ここからがオタクで、ここからは違う、という決まった点はない」(小林さん)。共通項をあえて出すとすれば、時間とお金の費やし方だ。可処分時間/所得のうち、対象物に費やす割合が極端に高い人がオタク、というわけだ。

 調査から、オタクは「理想像を追求する『情熱』『消費』『創造』のスパイラル」と位置付けた。「こうあるはずだ」と思う究極の商品――PCやアニメキャラ、想像上のアイドルなど――を理想化し、探求するのがオタクを突き動かすエネルギーだという。

 理想追求の情熱が消費エネルギーになるため、価格は二の次。高価だったり、限定された時期・場所でしか手に入らないなど購入のハードルが高くても、惜しみなく投資する。理想像に近づき、思い入れが激しくなればなるほど消費のスピードも増し、どんどん深みにはまっていくという。

流行語として、流行りだした当時の定義と根っこの所「自分たちだけの世界に閉じこもり、直接的な対人関係をつくることが苦手」は同じであるが、定義のニュアンスが変わってきている。
年齢層で言うと、若者だけでなく、おじさんも。当時の若者がそのままオタクを継続すれば当然、年齢層も上がる。
当然?  オ・カ・シ・イ

社会人になれば、仕事という課題が中心になり、仕事を通じて社会に目が向いていいものが、オタク達は、一向に社会には目を向けていない。
(程度の差はあれ)時間とお金の費やし方、かけるエネルギーetc全てが個的なもの、そして、理想や幻想と言った現実とはかけ離れた世界で充足を得ようとしている(得ている)。

社会に目を向ければ、環境破壊をはじめ、精神破壊、肉体破壊、国債800兆、幼児虐待、いじめetc、数え上げたらきりが無いほど、社会問題が山積みとなっている。

なのに、
何の外圧も受けない個室に逃げ込み、個的充足をむさぼる。

社会を考えず、自分のことしか考えない=自己中と言える。参考 [4]

また、せっせと(金銭面、個室という場を)支援している親もいる。
それでは、自己中を助長させているだけである。

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