| メイン |

2007年02月08日

うちの子に限って・・いじめはしない?

😀 2006年12月「Benesse教育情報サイト」によるアンケート「 [調査]子どもをいじめから守れるか 」 😀
子を持つ保護者の方へのアンケートです。

まずは、下のグラフはなんでしょう? 設問は、子供といじめの関わりについてなんですが、詳しくは・・

 にほんブログ村 子育てブログへ

左のグラフは、「自分の子供がいじめられたことがあるか」
右のグラフは、「自分の子供がいじめる側にまわったことがあるか」
の結果です。

相対的に見てみると、いじめられた子は3割ほどいるのに、いじめた子は1割しかいないことになっています。「いじめ」って大体、1人対多人数の構成になることを考えると、いじめる側が多く出てもおかしくない。
やはり、自分の子は可愛いということでしょうか。

次に、「いじめに対する意識」についての結果です。

これだけマスコミが騒いで、教育再生会議なども開かれているのに、「いじめをなくせる」と思っているのは、2割程度。難しいと感じているのではないでしょうか。
しかし、自分の子供がいじめられたら解決できると答えた人は、なんと7割強!!
無くすのは難しいと考えているのに、自分の子供だけは助けられると思うのは何で??

総じて自分の子供には過度な信頼を置いていることを考えると、
自分の子供“だけ”は助けたい、という親の意識の現われであり、そしてそんな個々の対応をしている限り、いじめ自体は無くならないと思っている【実は気付いている】のではないでしょうか。

自分の子供に拘っている限りは、解決しない。と気付けば、そこに拘らないようにしていけば良い。

学校や地域の周りの人々を巻き込んで、自分よりもみんな、集団、社会のためにはどうすればいいのか、そういった意識で立ち向かうことで、解決策も見えてくるのではないでしょうか?

ポチポチよろしく~

投稿者 vaio : 2007年02月08日 List   

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://web.kansya.jp.net/blog/2007/02/136.html/trackback

コメント

「一人の親」個人的には、こうなるでしょうねって言う感じです。

自分の子供がイジメにあったら何とかするしかない→何とかできると思い込む

でも、きっといじめを見ても見て見ぬ振りしてるだろうし→寧ろその方が安心

普通の親一人に出来る事はこんなことくらいでしょう。

せめて、地域的な繋がりが再生できればこのアンケートに対する回答も変わっていくのではなでしょうか?

投稿者 クリリン : 2007年2月9日 15:35

う~ん、地域って言っても、今は表面的な繋がりしか再生できないような気がします。単にご近所さん、ってだけだと、人の出入の激しい都会では中身の無い繋がりだけしか作れないのが現実でしょう。

やっぱり、生産課題等の共通課題を通しての繋がりを元に組み立てないと、相手のため、周りのため、という意識は規範化されないでしょうね。

投稿者 かわい : 2007年2月9日 21:49

コメントしてください