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父親の子育て参加はますます家庭の崩壊に近づく?!

父親の家事や育児への参加状況はどのように変化しているのでしょうか?

ベネッセの調査 [1]によれば、’00年と’05年の比較ではほとんど変化が見られないという結果が出ています。

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「子どもを叱ったり、ほめたりする」は94%、「子どもと一緒に室内で遊ぶ」は91%、「子どもをお風呂に入れる」は85%というように、これらの子育て項目については週に1~2回からほとんど毎日という程度の差はありますが、ほとんどの父親がやってるんですね~ 😯

また家事についても、「食事のしたくや片付け、掃除をする」を2割~3割の父親がやっていることがわかります。

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確かに5年前との比較ではほとんど変化が見られないことを受けて、筆者は下記のように言及しているのですが・・・

>全体的には父親の家事や育児への参加が増えているとはいえない状況

>少子化対策の一環として家庭内での家事分担や父親の育児参加の必要性が強調されているにもかかわらず、そうした社会環境の変化の影響が十分に表れているとはいえない結果

私はこの結果を見て、育児や家事に対する父親の参加度はかなり高いという印象を受けたのですが、皆さんはどう思いますか?

確かに筆者だけでなく政府やマスコミからも「父親の育児参加!」が声高に叫ばれていますが、かなり違和感を感じています。父親は子育てにどこまで参加しなければならないのか?毎日?仕事はどうするの?

また、最近「子育てパパ」なる子育てに熱心な父親が増えてきているという話も聞きますが、世間は子育て・教育にどんどん父親が介入していってるという傾向のようです。

父親が子育てに熱心になろうとすれば仕事を犠牲にせざるを得ません。つまり仕事上は「闘えない男」になるということです。既に仕事上で闘えない、あるいは仕事に活力が見出せない男が子育てに向かっているのかもしれませんが・・・。そんな父親の姿を見て子供が嬉しいと思いますか?

また母親は子育てという役割をどんどん軽減してどうしたいのでしょうか?子育てという母親と子供の充足交歓の場が子供の安心基盤であり母親の充足基盤でもあるはずなのに、それを放棄してしまうということは母親自身の居場所を失うことになってしまうのでは?

そんな父親と母親に育てられる子供が健全に育つとは思えません!

どう考えても歪んだ家庭像しか思い浮かびませんが、「子育てパパ」の動向についてはもう少し実態を調べてみようと思います。

byヤマナ

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