来年度から、息子の通う小中学校が、2学期制に移行することになった。
小中高は、3学期制が当たり前と思ってましたが、今やそうでもないらしい 😯
調べてみると、既に導入している自治体、検討中の自治体が結構あるようです。
先日その説明会が開催されました。2002年の完全週5日制実施以降、日あたりの授業時間は増え、厳しい時間割を組まざるをえなくなっている。2学期制を導入し、夏休みを数日短くすることにより、週1時間の余力が生まれる。その時間を、クラス活動、生徒会活動、クラブ活動、学力補強授業等に当てることができ、時間割に『ゆとり』が生まれるという説明があった。
また、先生から見ても、2学期末の生徒評価がなくなることで、行事の多い2学期に、業務の『ゆとり』が生まれるらしい。
アレッ??? 😯
ポチッ↓↓↓
世間では、ここ数年の学力低下問題を受け、『ゆとり教育』に対する見直し風潮が高まっている中、更なる『ゆとり』??
小中学校で2学期制導入が可能になったのは、1999年以降とのこと。導入が増えだしたのが、2003年以降のようです。
一方で、ゆとり教育。
広義には、1977年の学習要領全面改訂(1980年施行);授業時数の削減。
狭義には、1999年の学習指導要領改訂(2002年施行);完全週5日制開始。総合学習の実施。
こう見ると、1999年時点で、カリキュラム面での『ゆとり』、制度面での『ゆとり』、両面セットされていたということ。
教育現場では、当時の政策のヨミ通りか?まんまと『ゆとり』拡大路線を進みつづけている。
『ゆとり教育見直し風潮』と、現場での『ゆとり拡大路線』。このギャップはいったい何?