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中学生の親子関係はどうなっているのだろうか?

巷では、いじめ問題や学級崩壊、青少年犯罪などが取り立たされているが
中学生の親子関係はどうなっているのだろうか?

Child Research Net ■モノグラフ・中学生の世界 特別号 [1]
より
2004年 アンケート結果では、

親と会話もあり、親との関係もうまくいっていると答える中学生が多くを占めている。

(以下編集)
●親子間の会話状況
「よく+ときどき」話をしている割合
・父親とは・・・68.2%
・母親とは・・・87.0%
特に母―子の関係が中心となっているようであるが、家族の間で良好なコミュニケーションが保たれていることがわかる。

●親との関係について
「とても+かなり+やや」うまくいっている割合
・父親とは・・・77.7%
・母親とは・・・87.4%

それなりに親との関係がうまくいっていると回答していることがわかる。
(編集終わり)

これだけを見ると何の問題もないように思えるが、

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(以下編集)
■どのようなことをしたら、親は叱ると思うか?
●「ぜったい叱る」の割合
・夜01時すぎまで、外で遊んでいたら・・・79.1%(50%を超えたのはこの項目だけ)
・『宿題を忘れることが多い』と先生から家の人に注意されたら・・・32.9%
※全般的にその比率は低い。

●「たぶん叱らない」と「ぜったい叱らない」を合わせた割合
・近所の人に会って、あいさつをしなかったら・・・58.4%
・朝、家族と会っても『おはよう』と言わなかったら・・・70.8%

・先生の言うことを聞かなかったら・・・44.5%
・夜01時すぎまで、外で遊んでいたら・・・7.2%(も親は叱らないだろうと考えている。)
(以上編集終わり)

これらの数値から、大概何をやっても叱られないと思っている中学生がかなりの割合でいることが読み取れる。
一見、親子関係がうまくいっている中身は、単に過保護空間、ぬるま湯空間をつくりだしているだけで、自己中の増産の原因が、まず家庭にあると言えよう。
また、フリーター、ニートの増加が示しているように、自分にとっての居心地のいい空間=家庭でしか生存できなくなってしまっている若者をつくりだしている。

byニシシン

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