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キレる子増加? ⇒原因は、家庭崩壊とテレビ脳

**************************** written by iwai

いわゆる『キレる子』の問題。
2006年9月9日 読売新聞ニュースに関連記事がありました。

(以下、主要部分抜粋)

「キレる子」の原因探れ、食事・睡眠など追跡調査へ [1]

児童・生徒が授業中などに突然、「キレる」原因を解明しようと、文部科学省は2007年度から、「定点観測」調査に乗り出す。
(中略)
小中学校などの学校現場では、近年、普段はおとなしい児童・生徒が教師から注意を受けると、突然、「うるさい」と食ってかかったり、教師に暴力を振るったりする「キレる」行動の増加が問題になっている。
文科省によると、04年度に全国の公立小学校2万3160校で児童が起こした校内暴力は前年度比18.1%増の1890件に上り、過去最悪になった。喫煙など生活の乱れが表れる問題行動の場合、指導しやすいが、通常は問題がない児童・生徒が「キレる」時は、原因がわかりにくく、指導も難しい。
このため、文科省は05年に「情動の科学的解明と教育等への応用に関する検討会」を設置し、科学的な視点で問題行動の背景を探る手法を検討。「高度情報化社会が子供の脳に及ぼす影響についての研究」「児童・生徒の情動に関する客観的なデータ」が必要との結論を得た。
(中略)
〈1〉朝食摂取状況や睡眠時間などの生活リズム〈2〉テレビ視聴やテレビゲームをする時間〈3〉家族構成――などを研究テーマとし、これらの要素と行動がどうかかわっているかを分析する予定だ。
—————————————–

記事では、キレる子の増加原因をややぼかしているが、焦点は以下の二点ではないか。

1.家庭の問題
自己中な親の過保護or養育放棄により、他者と健全な(バランスのとれた)関係を作る能力が育たない。自己の感情を制御できず、わがまま傍若無人であったり…(→よくキレる?)、感情抑圧的で自分の欲求や思いを具体的に表現することが苦手であったり…(→ふだんおとなしくても、どこかでキレる?)

★無圧力の密室空間で自己中が再生産されるという問題

2.テレビの問題
人は、相手やまわりがあってこそ「神経を使う」(他者の視点に立ってその感情や考えを想像する、共感する。自らの頭で考え判断し行動する)わけだが、テレビを見ている間、脳(神経)はほとんど弛緩している。テレビやテレビゲームに時間を費やすと、そのぶん相手や周りに同化する力の形成が不十分になる。

★テレビが脳を呆化or自己中化するのではないか?

iwai

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