2017.06.23

「かつて人間であったことを忘れてしまった大人たち」~いまこそ思考停止から脱して、人間としての生き方を取り戻す時

よその子はとっくに歩きはじめてるのに、まだ這い這いしてる・・・
うちの子は言葉がおそいみたいだけど大丈夫?

子どもの成長を見ていると心配は尽きませんが、いつから歩きだすとか何歳から言葉を覚えるみたいなことは個体差のある問題。そのうち歩くようになるし、言葉も覚えるようになるから大丈夫。とも思うのですが、世には平均的な発達過程に関する情報があふれていて、親の心配を煽るようなことばかり書かれています。

なんでこんなに横並びの成長にこだわるようになってしまったのか?
そこにはやはり、あの学校制度の存在が影響しているようです。

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2017.06.21

共同保育所の歴史と現在1~共同保育とは?

コミュニティーの中にある保育形態は無いのでしょうか?共同保育という保育形態があります。親たちが必要に迫られ自ら立ち上げたことから、こう呼ばれているようです。ウィキペディアによると

共同保育所

共同保育所(きょうどうほいくしょ)、ないし、共同保育園(きょうどうほいくえん)は、日本において、乳幼児の保育にあたる保護者などが共同して運営にあたる保育施設[1]。法令上の用語ではなく、本来は一般家庭の一部を使用するような認可外保育施設のひとつの形態を指す表現であったが、そうした施設から発展してきた経緯のある認可保育所の中には、名称の一部に「共同保育所」や「共同保育園」を含む例もある。

運営にあたる組織の形態には、任意団体や、社会福祉法人のほか、特定非営利活動法人などがある。共同保育所では、保育者と保護者が定期的に協議をする中で運営に関する事柄が決められていくことが多いため、他の保育施設に比べて保護者の関与の度合いが大きい。

本来の意味の共同保育所は、他の保育施設よりも比較的小規模であり、また、異年齢の子どもたちを一緒に遊ばせることが多い。

あいち3

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2017.06.16

子どもの問題は大人が問題~大人の思考停止が子どもを追い詰めている。

子どもの教育は大人の義務であるから学校へ絶対いかせなければならない。子どものためを思い習い事や早期教育に熱心になる・・・

子どものために大人たちがやっていることは本当に子どもためになっているのでしょうか?ひょっとしたら害になっている可能性もあるのでは?

今回は大人がもたらす子どもの問題を、五味太郎氏の「大人問題」より紹介します。

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2017.06.13

どろんこ会という保育所3

どろんこ3


どろんこ会の続きです。

“自分で判断して行動する力”と”リーダーシップ”の育成を目的として、3・4・5歳児の異年齢保育を実践しています。

午前活動・午後活動(音楽指導や体操指導など一部の活動を除く)における、遊び・片付け・昼食・昼寝・おやつを3・4・5歳児は混じり合って大人数で(場面によっては自分たちでグループに分かれて)過ごします。

自主的・主体的に遊ぶことを大切に考え、子どもたちは、年齢を問わず遊ぶ相手を自分たちで決め、遊ぶ場所や遊ぶ内容を自分たちで考えて決めます。園児荷物はだいず・むぎ・こめ等の各部屋ロッカーに置きますが、園児は年齢と関係なくだいず・むぎ・こめ等全部屋を使用して過ごします。

毎朝の日課(座禅・雑巾がけ・畑仕事・生き物の世話)が終わった後の時間は、遊び・片付け・昼食・昼寝の“時間割”を自分たちで(特に年長児が中心になって)見通しを立てて行動します。保育者は、「昼ごはんだから遊びをやめて片付けてください」や「早く布団をひきなさい」といった言葉がけは行いません。大枠の時間割を教えて「どうすればいいと思うか」を自分で考えて行動していくように導きます。昼食の時間は、一定の制限がある自由な時間幅の中で、子どもたちは自分たちの遊びの状況とお腹の空き具合を考えて自ら考えて選択します。子どもたちは、保育者から「昼ごはんだから遊びをやめて片付けてください」と言われないので、年長児が中心となって、周りの状況を確認しながら周りの3歳児・4歳児・5歳児に声をかけて遊びを中断し片付けや昼食の準備を始めます。言われたからするのではなく、その必要性を理解して行動する。周りの友達に声をかけて次の行動に移る。こうした力を伸ばしていくのです。

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2017.06.09

現代の教育は大人の都合で子どもたちを苦しめるだけ~「じょうぶな頭とかしこい体になるために」(五味太郎)より

『大人の言うことは素直に聞いて、決められたことはきちんと守り、出された問題にはうまく答え、
与えられた仕事はだまってやる。決してさぼったり、ごまかしたりしない。それが
「かしこい頭とじょうぶな体」のよい子です。

言われたことの意味をたしかめ、決められたことの内容を考え、必要があれば問題をとき、自分のために楽しい仕事をさがし出し、やるときはやるし、さぼるときはさぼる。これが「じょうぶな頭とかしこい体」を持った、これもまた良い子です。』(五味太郎「「じょうぶな頭とかしこい体になるために」より)
今の学校教育、大人たちの多くは「かしこい頭とじょうぶな体」のよい子が「よい子」だと信じているのではないでしょうか。これがどれほど子供たちを苦しめ、ひいては社会の将来をも危うくしていることには全く気付かずに・・

五味太郎さんの絵本「じょうぶな頭とかしこい体になるために」では、大人の身勝手で無責任な教育観、仕事観が子どもたちを苦しめているか?が暴かれています。

子どもでなく学校の先生や、したり顔の大人たちに是非読んでほしい「絵本」です。

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2017.06.06

どろんこ会という保育所2

どろんこ会の続きです。理念に続き実践方針が綴られます。

ただ、ネットを見てますと悪い評判も立っていますね。東洋経済online業界4位「どろんこ保育園」の”不都合な真実” マスコミの話をそのまま鵜呑みにはしませんが、急激拡大には何か無理をしているのかもしれません。

どろんこ会の保育サービスは、“ただ預かるだけ” の「託児」ではありません。意欲ある子どもを育てるのに必要な「体験型保育」です。「にんげん力」を身につけるために必要な遊びや野外体験を提案・実践し“自分で考え、挑戦する勇気” を育みます。

畑仕事・稲刈り・ヤギの世話などを通して自然の中にたくさん足を運び、自然の中での発見から生死などの「環境認識」を促します。乳幼児期のうちから外遊びを「日常化」させることに重点を置き、子どもたちの「原体験」を大切に考えています。

※原体験とは…自然物で物を作ったり、遊んだり、探したり、採集、飼育、栽培という生活の基礎基本のこと。子どもの頃の原体験は、中高生に成長した時の精神的基盤となり、幼少期に取り入れることに大きな価値があるとされている。

どろんこ2

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2017.06.02

「脱学校の社会」~制度による支配から脱却し、自分たちの手で社会をつくろう!

1970年代、今から50年前にオーストリア出身の哲学者イヴァン・イリッチが「脱学校の社会」を著し、その後のフリースクールやオルタナティブ教育の進展に大きな影響を与えました。

1970年代といえば日本でも学校が荒れ始めたころで、学校、教師といったこれまでの権威が大きく揺らぎ始めた時代です。物的豊かさが実現し、貧困からの脱出を夢見て私権獲得にまい進し、制度で固められた序列や権威に甘んじていた人々の意識が脱私権へと向かい始めた時代でした。

今でこそ、学校教育の弊害が大きく議論されていますが、振り返ってみるとすでに50年前、学校制度を支える社会の根底が大きく変わっていたことに気付かされます。

今回はそのイリッチの「脱学校の社会」を見てみましょう。

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2017.05.29

どろんこ会という保育所1

おうち保育園を調べる中で、提携している「どろんこ会」という保育園の集団を見つけました。見てみると関東を中心に30ヶ所以上の認可保育園を展開しているようです。

どろんこの名の通り、裸足で泥まみれになって、自然の中で遊び、今時の清潔潔癖志向に反旗を翻す痛快な方針を出しています。理事長の文章が面白いので紹介します。

子ども達にはいつも目をギラギラとさせて意欲のある顔をしていてほしい。いつもそう願っている。これから先の人生で彼らを待っているであろうたくさんの試練に対し、そっぽを向いたり逃げ出したりせずに、先ずは自分で切り拓き乗り越えてゆこうと思う気持ちを育てたい。

私たち保育者は、子ども達の人生のはじめのはじめのこの人格形成期に「真(ほんとう)に必要な体験は何なのか」を時代の変化と共にひたすら追求し続けなければならない。意欲のある素敵な表情は、自然の中に足を運び「痛いとか、汚いとかの体験を通じて」命をはじめとする様々な環境を自分で認識させ、太陽の下で自由に体を動かし、お腹が空いておいしい飯を食べ、ぐっすりと眠る。このプラスのサイクルから生まれてくるのだと信じている。どろんこ1

 

 

 

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2017.05.25

「発達障害児」の大半は、近代という特殊な時代に適応できない普通の子どもたちではないか。

6.5% … 文部科学省により2012年に全国の公立小中学校で約5万人を対象にした調査結果で、”発達障害の可能性のある”とされた児童生徒の割合です。より細かな分類は以下のようになっています。
4.5% … 学習面で著しい困難
3.6% … 行動面で著しい困難(当社注:全体指示が入らない、落ち着きがなく着席が不安定等)
1.6% … 学習面・行動面の両面で著しい困難
(http://www.teensmoon.com/pdd/data/)

子どもの言葉が遅い、落ち着きがない、となると保育士から療育センターに行くように言われ発達障害の検査をされる・・
不登校になったらスクールカウンセラーから発達障害を疑われ病院に行って検査をしてくださいと言われる・・・

要するに、学校での集団行動や、学習に適応できない子どもたちを「発達障害」という病気でくくり、学校教育の場から排除しようとしているのではないか?とうがった見方をしてしまいそうです。

やたらと増えている?「発達障害」。今回はその背景について考えて見ましょう。

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2017.05.18

「子ども建築塾」~社会をつくる仕事だから、子供たちにとって本物の学びになる。

子どもたちの仕事体験が注目されています。学校ではカリキュラム化され、キッザニアのような体験施設も人気。旅行会社が仕事体験をセットにした旅行プログラム「旅いく(育)」を売り出すなどちょっとした仕事体験ブームのようです。

そんな中で、世界的に有名な建築家の伊東豊雄さんが主宰する「子ども建築塾」というのを見つけました。ここでは1年間20回の講座を通じて、いえやまちの調査からアイデアだし、図面を書いて模型を作って発表するまで、大学の建築科で学ぶようなことを小学2年生から6年生までの子どもたちが体験しています。

プロ中のプロが本気で取り組む「こども建築塾」。

どんな様子なのかみてみましょう。

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